一般社団法人富山県不動産鑑定士協会のホームページにアクセス頂き、誠にありがとうございます。

　当協会は、昭和５０年８月に発足した日本不動産鑑定協会北陸支部の富山県部会を前身とし、平成１２年５月富山県不動産鑑定士協会を経て、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律（平成１８年法律第４８号）」に基づき平成２２年２月より一般社団法人富山県不動産鑑定士協会に移行し、今日に至っています。

　当協会は、不動産の鑑定評価に関する業務の実施、改善と不動産鑑定士等の品位の保持及び資質向上を図ることにより、不動産鑑定評価制度の発展と土地等の適正な価格の形成に寄与し、社会に貢献することを目的としております。 不動産鑑定評価は、昭和３８年に適正な地価の形成を目的として制度化、法制化され、それを実践する不動産鑑定士という国家資格が生まれました。以来、不動産鑑定士は、土地取引の指標として国が実施する地価公示（毎年１月１日現在、３月公表）、都道府県が実施する地価調査（毎年７月１日現在、９月公表）をはじめ、公共用地取得に伴う鑑定評価、相続税標準地鑑定評価、固定資産税標準宅地鑑定評価など、土地基本法の理念のもとで公的な土地評価業務を担っています。

　さらには、不動産の証券化、企業の時価会計、現物出資など、法制度上不動産鑑定評価が活用されている分野をはじめ、金融機関の担保評価、また売買・交換・訴訟に関わる評価、裁判所の不動産競売事件など、社会経済全般において広く活用されている資格であります。

　不動産鑑定士は、不動産に関する幅広い知識と経験を持っており、身近で起こる不動産に関わる種々の問題の解決の為に、皆さまのお役に立てる専門職業家であると確信しております。

　一般社団法人富山県不動産鑑定士協会は、県内の不動産鑑定業界唯一の公益法人として、不動産の鑑定評価の持つ社会的、公共的な意義を自覚し、所属する会員の質の向上を図るとともに、社会の負託に応えていきたいと思っておりますので、当協会の活動についてご理解を賜り、県内の各地域及び種々の分野で、会員のより幅広い活用をお願い申し上げます。

一般社団法人富山県不動産鑑定士協会

会長　服部恵子